隙あらば自分語り

140字では書き切れないあれこれ

旅行記:東京

 

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2022年10月15日

新大阪駅に着くと、想像していた以上に旅行客で混雑していた。ほんの数日前から全国旅行支援が始まったところで、ここぞとばかりに旅行行くぞ!と思い立った人が多かったのだろうか。

今回は家族で東京に住む妹に会いにいくのが目的なので、滞在は24時間ちょっとの短い旅行だ。

 

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数日前、新幹線で聴くためにと、買ったままずっと放置していたThe Width of a CircleをWALKMANに取り込んでおいたので、新大阪駅を出るやいなや早速聴いてみた。

THE WIDTH OF A CIRCLE

THE WIDTH OF A CIRCLE

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Disk1のライブ音源はMC中の音声もそのまま入っていて、若い頃のBowieさん、やっぱりかわいいなあと思った。

ライブ音源は2003年までのスタジオアルバムを聴き終えてから開拓していこうと思っているのであまり詳しくないが、その日一瞬を収録した音というものは聴いていると胸が熱くなる。

Disk2に収録されているオルガンと声だけの音源なんかは、50年前の音がぎゅっと閉じ込められているタイムカプセルのようだった。

初めて聴いたHoly Holyは、またひとつ私のお気に入り曲になった。

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Bowieさんの声にウトウトしているとあっという間に品川駅に着いた。

妹とは19時に渋谷で待ち合わせをしているので、それまでの時間でどこか観光できないかと案を出し合った結果、テレビ局巡りしない?ということになった。

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新橋駅から降りて徒歩2分ほどで、汐留・日テレタワーに到着。さすが大都会東京、見上げると首が痛くなるほどの高層ビルがあちこちに建っている。

地下の広場になっているところに日テレ番組のグッズを売っているショップがあったが、かなり狭くて何も買うものがなかった。

 

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早々に汐留を後にして、次はお台場・フジテレビへ。小学生の頃にお台場冒険王で訪れた以来、約15年ぶりだ。

車窓からだんだんと海が見えてきた。遠くの方にレインボーブリッジとフジテレビ本社の球体。うおー!懐かしい!

 

台場駅到着。東京の観光地にしては、ゆったりした雰囲気がある。昔はもっと賑わっていたような気がするな…。

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《特別警戒実施中》の文字を見ると、めちゃイケを思い出す。最近はあまり観なくなったけど、小学生の頃はフジテレビのバラエティばっかり観ていた。あの頃は楽しかったな。

 

自由の女神像を背に、ベンチで少し休憩を取った。この日の気温は10月半ばにも関わらず夏日だったが、日が暮れるのはだんだん早くなってきた。

 

渋谷に着いたときにはもう外は真っ暗だったが、これから一日が始まるかのように、渋谷の街は観光客や若い人達でごった返していた。

妹との待ち合わせまで時間があったので、タワーレコードディスクユニオンに行ってきた。

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1月のDavid Bowieカフェを思い出して、ちょっと緊張しながら6階のRockフロアに向かった。David Bowieコーナーに着いて思わずニヤついてしまった。ここが楽園か。

記念にAladdin Saneのアルバムを買った。毎度のことながら、BowieさんのCDや書籍をレジに持っていくときは心がそわそわする。

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渋谷のディスクユニオンはなんといってもこの入り口にテンションが上がる。いや、ほとんど知らないアルバムばかりなんだけど、見えるじゃないですか、Ziggy Stardustが…。

あまり品揃えは良くなかったので、店内を一周してすぐ店を出た。それにしても渋谷センター街周辺、未だに方向感覚が掴めずいつも迷ってしまう。

 

それでも無事に妹と合流し、一日を終えた。

 

2022年10月16日

ホテルの朝食バイキングもまた旅行の楽しみのひとつ。洋食づくしだが、最後に飲んだ味噌汁がめちゃくちゃ美味しかった。

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今日は妹の家に行くだけなので、あとは省略。

往復5時間かけて行くのに、あっという間に時間が過ぎる。次会えるのはいつになるかなと、名残惜しく妹の家の最寄り駅を後にした。

東京に行くたびに、この大都会で揉まれながら生活している妹はすごいなと思う。

 

『まもなく、新大阪、新大阪………』

このアナウンスを聴くとホッとする。今日の車掌さん、英語アナウンスの『新幹線』の発音が関西弁すぎて面白かった。

 

非日常を楽しむために、明日からまた続く日常を頑張ろう。

 

それでは、また次の記事で。